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田舎の田園風景を守って行きたい。

  • 執筆者の写真: 花 砂糖
    花 砂糖
  • 2024年1月27日
  • 読了時間: 3分

2024年、新年のごあいさつ


 2024年、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 この記事を書き始めたのは昨年11月、なんだかんだしている内新しい年があけてしまいました。 


稲の天日乾燥について


 私が皆さんと一緒にれんげそうの種蒔きを行っている田んぼは数年前までは稲作をしていました。現在の稲作地は、少し上の田んぼです。我が家の稲作は田植えも稲刈りも手作業で、稲は天日乾燥です。近年稲作は機械化され、稲刈りと乾燥の工程は、通称“コンバイン”と呼ばれる機械で一遍に行う為、稲の「はせがけ」や「杭がけ」という天日干しの風景はあまり見られなくなりました。


この写真は昨年の我が家の稲刈り後のはせがけで、天日乾燥の様子です。

 

 以前は杭がけという方法で天日干ししていました。はせがけは一度干したら乾燥するまでそのままの状態で掛けておきますが、杭がけは乾燥までに穂と根元を途中で掛けかえるので、はせがけより手間がかかります。

 

 稲刈り後の天日乾燥の話をしました。 


ソーラー発電の会社からの手紙


 今回なぜこの記事を書こうとしたのかというと、昨年2回程、私が花咲かせようプロジェクトに使っている休耕田に関して、ソーラー発電の会社から手紙がきたからです。 

 私は休耕田と言っていますが、ソーラーの会社では耕作放棄地と書いています。我が家にもあの田んぼの近くにいくつか休んでいる田畑があります。ソーラーの会社は航空写真か何かで、使っていない土地を見つけると、番地まで指定して、土地を売却、または賃貸でソーラーのシステムを設置させて欲しい。みたいな内容の手紙を送って来ます。色々な地域の方に手紙が届いているようです。実際、近隣地域で導入されている場所もあり、農村風景が変わってしまいました。 

 農家の後継者不足等により、使わない田んぼや畑が増え、荒れたままの土地が見られます。ソーラー会社から手紙が来たということは、我が家もその中に含まれるのでしょうね?


田舎の田園風景を守って行きたい。

 

 都市部育ちの私がなぜ、今、ここに居るのか?私は田園風景が好きだからです。幼少の頃住んでいた場所には畑があり、少し離れた場所には田んぼもありました。どこでみた風景かよく覚えてはいませんが、その時にみた稲刈り後の杭がけの風景にひかれ、いつか絵に書いてみたい。と思った事を覚えています。

 私の好きな田園風景がソーラー発電の地域にならぬよう、守って行きたいです。


 この風景が稲刈り後の杭がけです。

 この写真は、夫、英一が以前撮影、年賀状として使ったものです。 


夫の年賀状「むらシリーズ」

 

ここで少し、夫の事を書きます。夫は毎年、むらシリーズという年賀状を作り、今年で50回めを迎えました。今までの年賀状をすべて並べてみると、移り行くむらの風景が感じられます。

 夫がなぜ、むらシリーズ年賀状を作り、今まで続けてきたのか、きちんと聞いた事はないのですが、むらの風景を守って行きたい。という信念があるのだと思います。 

 私の単なる農村風景が好きだから!とはかけ離れているかも知れませんが、ちょっとだけ、共通点が見えたような気がします。夫と私の凸凹夫婦、我が家にいらっしゃる皆さんも??と思われる事があるかもしれませんが、今後とも、おつきあいの程、宜しくお願いいたします。 

 なお、夫のむらシリーズ50年の歴史、興味のある方はどうぞお気軽にお申し出下さい。


公式LINEを作りました


 この度、当「休耕田•休耕畑に花咲かせよう!プロジェクト」の公式LINEを作りました。よろしければ、以下のQRコードまたはURLから友だち登録をお願いします。



 

 

 これから、こちらの公式LINEで当プロジェクトに関する最新情報を配信していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

 

 長くなりました。それでは2024年も、休耕田に花咲かせようプロジェクト一緒に楽しんで行きましょう。🤗

 
 
 

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